1日に野菜を350g食べた方がいいのはなぜ?



日本栄養士会からの説明

 

 

厚生労働省では、2000年から「健康日本21」に則った、「21世紀に全ての日本人が健やかで心豊かに生活できる社会」を目指して活動を推進するようになりました。

 

 

そこで日本栄養士会でも、その一連として、野菜の摂取量増加を推進する目的で、「野菜を食べよう-メタボ撲滅-」というキャンペーン活動を展開しました。2011年8月の31日を「8・31(やさい)」にたとえて、「野菜を食べよう」という日本栄養士会によるシンポジウムも行われています。

 

 

さて、表題にある「1日に野菜を350g食べよう」というのも、必要となる栄養分を勘案して出てきているのだと思います。

 

 

ちなみに日本栄養士会についてですが、これは栄養士、管理栄養士によって構成されている公益社団法人であり、任意加入団体となっています。1945年には日本栄養士会の前身となる大日本栄養士会が設立され、法人設立は1959年となっています。

 

 

ここでは、栄養に関した啓蒙活動や、栄養士、管理栄養士の利益を守るための活動、ロビー活動などが行なわれています。

 

 

2011年の講演では「生活習慣病予防のための食品の機能の活用-体を守るための賢い野菜の摂りかた」として、神奈川工科大学応用バイオ科学部の栄養生命科学科教授からの説明があり、その中でも「なぜ野菜を350g食べた方がいいのか」ついて説明がなされました。こうして、この言葉がよく知られるようになったわけです。